FC2ブログ

新NISAの不明点をおさらい(自分用)


こんばんは。パーサです。
2019年12月12日に与党が税制改正大網を公表しました。
参考:令和2年度税制改正大綱 自民党HP

投資家界隈にとっては、特にNISAの存続が気がかりだったわけですが、つみたてNISAの延長、一般NISAから新NISAへの移行、ジュニアNISAの廃止が盛り込まれていたことで話題になっていました。

改めて新NISAがどういうものか一次情報をあたって見たのですが、よくわからない点がいくつかあったのでいくつかまとめてみたいと思います。

何が分からないかすら分からない状態を打破するため、脳内整理をする目的で記事にまとめました。分からないことが分かるようになったわけではないので役には立ちません。
新NISAの不明点

NISA制度の概要と改正ポイントについては大和総研の資料がとても良くまとまっています。

以下、大和総研、一般NISA・つみたてNISAの期間延長が決定の資料より引用

191218newnisa.png
引用ここまで

特に新NISAがどういう制度になるのかが気になるので、大網のp18-22を読んでみました。

・・・日本語ムツカシイネ

間違った解釈がなされないように、独特の言い回しで表現されていてとても難解です。

この中で私の理解が追いつかなかったものを抜き出します。

1.特定非課税累積投資契約(いわゆる新NISAの1階部分)の5年経過後の取り扱いについて

一ー1-(1)-②-ホー(ニ)ーb-(注)
特定累積投資勘定(仮称)に受け入れた公募等投資信託の受益権については、(中略)5年を経過した日の属する年分の累積投資勘定にその公募等株式投資信託の受益権の取得対価の額により移管することができることとする

これは、移管の時の価格ではなく、買い付けたときの額で移管できるということかな?つまり、益が出ていても元本で計算されるから枠を圧迫しないで済む?

2.デリバティブをやりたいときは、非課税枠はどのぐらい使える?

一ー1-(1)-②-ホー(へ)ーa-(注1)ー(a)
(a)(b)に掲げる者以外の者 上場株式等(整理銘柄、デリバティブ、その他定めがあるもの(パーサ注:意訳))
(b)令和6年1月1日前に非課税口座を開設していた者又は同日前に上場株式等の取引を行ったことのある者のうち、その者の非課税口座が開設されている金融商品取引業者等の営業所の長に対し特定累積投資勘定(仮称)に公募等株式投資信託を受け入れないことを届け出た者 上場株式(整理銘柄、その他定めがあるもの(パーサ注:意訳))

デリバティブ取引をやりたいかどうかで変わってきますね。ただし、未経験者はいきなり(b)のデリバティブ可能な方には行けないようになっています。
気になるのは、非課税口座が開設されている金融商品取引業者等の営業所の長に対し特定累積投資勘定(仮称)に公募等株式投資信託を受け入れないことを届け出た者という文言です。特定累積投資勘定(仮称)は要するに新NISAの1階部分で、20万の非課税枠があります。ここを放棄するということなのでしょうか?

3.新NISA2階部分を使える条件について

一ー1-(1)-②-ホー(へ)ーa-(注2)
上記(注1)(a)に掲げる者は、その年分の特定累積投資勘定(仮称)において、6月以内に公募等株式投資信託の受益権を受け入れている場合に限り、特定上場株式等の受け入れをすることができることとする

新NISA1階部分を使い切らないと2階部分を使えないと思い込んでいましたが、この文面を見る限り、6月以内に投資信託を買い付けていれば2階部分も利用可能な気がします。どうなのでしょうか。

他に思うこと
税制改正大綱を見て理解できなかった部分は以上です。
他にも新NISAについて疑問や思うことがありますので書き出してみます。

4.非課税枠122万円の2万ってなに?
中途半端すぎませんか?いったいどういう経緯で設定されたのか気になります。

5.つみたてNISAと新NISA、どっちがどういう扱いなの?
金融庁として、どういったケースでどう使い分けて欲しいのか、わざわざ2つ設けている意図がはっきりしません。それぞれどういう立ち位置なのか知りたいです。

6.ぶっちゃけ、従来のNISAとつみたてNISAの一本化を見据えてない?
私は新NISAの制度を見たときに、NISA制度の一本化を見据えているんだろうなと感じました。
長期目線の運用が投資の基本なので、投機的な運用ではなく、投資的資産形成を促すために非課税制度でサポートしていきたいという思いがつみたてNISAの制度から感じられます。
一方で、一般NISAで積極的に資産運用を行っていきたいという声もあるだろうなと思います。
それぞれのいいところを残しつつ、初心者も失敗しにくいような制限を設けてNISA制度の一本化を試みているように感じます。
将来的には、新NISAの1階部分がつみたてNISA部分と融合して、1階部分50万、2階部分100万、計150万を年間の非課税枠とした合成NISAができるような土台作りをしているような印象を受けました。

あくまで個人的な感想であり、願望にすぎませんので、あまり真に受けないでくださいね。

まとめ
現時点では、つみたてNISAは20年の積立投資が保証されているので、ビギナーに勧められるのはつみたてNISAの方ですが、新NISAが2029年以降ロールオーバーできる可能性もあるかもしれないと考えると、新NISAのほうがいいかもと思えてきます。そんな妄想だけで新NISAを他人に勧めるわけにはいきませんので、あくまでも私はそんな妄想をしながら2024年は新NISAで行こうかなと思っているという現状です。

早ければ2034年(新NISAの最初の5年が過ぎ、5年の延長も終わる2033年の翌年)までには、NISA一本化が実現していないかなと夢見ています。
そのためには実績が不可欠かなと思います。投資信託を軸とした資産形成が広く定着していって、NISAに対するニーズが裏付けられないと改善は期待できません。

2014年に始まったNISA制度も少しずつ成長を遂げています。本家のISAにはまだまだ遠く及ばないですが、投資への理解が少しずつでも浸透していって、もっともっと使いやすく改善されていったらいいなと願っています。

それにしても、新NISAはよくわからない点が多かったです。こればかりは独学ではどうにもならなそうですので、詳しい人から直接説明を受けたいなと思っているところです。


というわけで、明日、12/19、”金融庁によるブロガー向けNISA関連税制改正説明会”に行く予定です。
その予習を兼ねての記事でした。

そのためにも、風邪を今日中に治さないと・・・(;_;)

にほんブログ村
にほんブログ村 株ブログ 積立投資へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

パーサモウニアス

Author:パーサモウニアス
手取り17万なのに家賃7万で生活できるのか?
そんな無謀な生活を続けるために、日々の節約や家計簿を淡々とつけ続けるという実験日記です。
投資ド素人サラリーマンが資産運用に興味を持ち始め、それらの記録がてらブログを始めました。
資産運用の基本方針

日経電子版に紹介されました
パーサさん、月16万生活で資産形成(投信ブロガー)

150411開始
2016年、FP3級を取得
twitter始めました。
@parsimonious_16

mail:
parsimonious16@gmail.com

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
-FX (2)
ブログランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
免責事項
当ブログに掲載する情報には充分注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。当ブログ使用及び、閲覧によって生じた如何なる損害にも責任を負いかねます。 投資は自己判断、自己責任でお願いいたします。