病気リスク診断ー遺伝子検査結果 その1病気リスク
医療保険をどうするか、色々と検討しています。
医療保険は基本不要であることは重々承知しています。
一方、万が一を考えると怖くなる。
その板挟みで悶々と悩んでいました。
そんな中、唾液から遺伝子検査を行うサービスを利用することで、遺伝的なリスクを評価することを試みました。
20170602前回の記事参照
医療保険をどうするか悩みながら遺伝子検査を受けることにしました
書くのがすっかり遅くなってしまいましたが、結果が出たのでご報告。
また、これを受けて保険をどうするか判断していきます。
その前に、サービスの流れとしては、
ネットで申し込み→試験管到着→唾液提出→検査→ネットで結果閲覧
となりました。
病気は約150種類、体質は約130種類の項目をチェックしてくれます。
では、病気の結果から。
全部を書くのは大変なので抜粋します。幸い、リスクが高い順に表示できました。
全身性エリテマトーデス(SLE)3.48倍
脳血管性認知症 2.33倍
歯周病 1.98倍
特発性肺線維症 1.62倍
多発性硬化症 1.57倍
ハンセン病 1.56倍
すい臓がん 1.48倍
1型糖尿病 末期腎不全 1.46倍
前立腺がん 1.42倍
円形脱毛症 1.37倍
アトピー性皮膚炎 1.33倍
パーキンソン病 1.33倍
筋萎縮性側索硬化症(ALS) 1.31倍
脳梗塞(アテローム血栓性脳梗塞) 1.26倍
甲状腺機能低下症 1.24倍
肺動脈性肺高血圧症 1.24倍
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食道がん 0.38倍
1型糖尿病0.35倍
クローン病 0.28倍
結果を受けて、色々と考察してみます。

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一番高くて、全身性エリテマトーデス(SLE)3.48倍、一番低いのはクローン病 0.28倍。
項目ごとに、リスクが倍率で表示されますが、項目によって、最大の倍率が異なります。
さらに、それぞれのリスクの程度ごとに、分布比率が表示されます。
SLEは、リスクが低い・・・98%、私と同程度・・・1%、10倍以上・・・1%でした。
SLEは難病指定されており、一度かかると治るのが難しいようです。
男女比率では、女性の方が男性より9倍ほど多いようです。
私は男性ですが、倍率がやや高いということで不安はあります。
男性の方が、治療抵抗性があり、症状も悪化する報告があるようです。
この病気は薬による治療を慢性的に継続する必要があるようです。
一方、入院はさほど重要ではなさそう。
保険に入るなら入院保険ではなく、通院保険でなければ意味がありません。
また、この病気は難病指定されています。
難病認定を受けることができれば、高額療養費制度よりも低い自己負担額で済みます。
私は一般所得Ⅱに該当しますので、月2万、長期にわたる場合は1万で済みます。
これらのことから、SLEに関しては、多少不安はありつつも、保険の必要性はないと判断しました。
次に、特発性肺線維症。
こちらは、1.62倍ですが、関連遺伝子が1つしか判明しておらず、最大リスクも1.62倍でした。
ただし、日本人の罹患者はそう多くありません。
割合からするとリスクが高いですが、発症は50歳以上からが普通であることから、保険で直ちに対応すべきものではないと判断します。
また、難病指定ですので、ますます保険の必要性は低下します。
喫煙がリスクと言われていますが、私は非喫煙者ですので、引き続き煙を避ける生活を行うことで対応します。
他についても、1.5倍未満のものに関しては、さほど気にしなくてもよいかなと思っています。
歯周病は約2倍ですが、プラークを定期的に除去することで防げるとのことですので、毎年歯医者に通うことを引き続き行うことで予防したいと思います。
脳血管性認知症は少々気になります。
というのも、祖父が認知症だったからです。どのタイプの認知症だったかはわかりませんが、私もそのリスクがあると考えていました。
ただ、関連遺伝子は1つで、2.33倍となっているため、あまり気にしてもしょうがないと考えています。
これも、保険で対応云々ではないため、保険の必要性を後押しする材料にはなりませんでした。
以上のことから、私は、病気に対して、際立って大きな遺伝的リスクは持ち合わせていないことがわかりました。
最大でもSLEの3.48倍であり、医療保険や通院保険などの適用をするほどのものではないと判断いたしました。
従って、予定通り、従来の医療保険を解除する方向でいきたいと思います。
感想
試験を受けて良かったです。結果が比較的良好だったことももちろんありますが、自分が何に気を付けるべきかわかったからです。
安くはない試験費用ですが、漠然とした不安を抱き続けるよりはよっぽど良いと思いました。
また、この検査期間は、常に情報をアップデートしてくれるので、これから研究が進めば、より精確な判別ができるものと期待しています。
続き→病気リスク診断ー遺伝子検査結果 その2がんリスク
参考
難病情報センター 医療費助成
wikipedia 全身性エリテマトーデス

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項目ごとに、リスクが倍率で表示されますが、項目によって、最大の倍率が異なります。
さらに、それぞれのリスクの程度ごとに、分布比率が表示されます。
SLEは、リスクが低い・・・98%、私と同程度・・・1%、10倍以上・・・1%でした。
SLEは難病指定されており、一度かかると治るのが難しいようです。
男女比率では、女性の方が男性より9倍ほど多いようです。
私は男性ですが、倍率がやや高いということで不安はあります。
男性の方が、治療抵抗性があり、症状も悪化する報告があるようです。
この病気は薬による治療を慢性的に継続する必要があるようです。
一方、入院はさほど重要ではなさそう。
保険に入るなら入院保険ではなく、通院保険でなければ意味がありません。
また、この病気は難病指定されています。
難病認定を受けることができれば、高額療養費制度よりも低い自己負担額で済みます。
私は一般所得Ⅱに該当しますので、月2万、長期にわたる場合は1万で済みます。
これらのことから、SLEに関しては、多少不安はありつつも、保険の必要性はないと判断しました。
次に、特発性肺線維症。
こちらは、1.62倍ですが、関連遺伝子が1つしか判明しておらず、最大リスクも1.62倍でした。
ただし、日本人の罹患者はそう多くありません。
割合からするとリスクが高いですが、発症は50歳以上からが普通であることから、保険で直ちに対応すべきものではないと判断します。
また、難病指定ですので、ますます保険の必要性は低下します。
喫煙がリスクと言われていますが、私は非喫煙者ですので、引き続き煙を避ける生活を行うことで対応します。
他についても、1.5倍未満のものに関しては、さほど気にしなくてもよいかなと思っています。
歯周病は約2倍ですが、プラークを定期的に除去することで防げるとのことですので、毎年歯医者に通うことを引き続き行うことで予防したいと思います。
脳血管性認知症は少々気になります。
というのも、祖父が認知症だったからです。どのタイプの認知症だったかはわかりませんが、私もそのリスクがあると考えていました。
ただ、関連遺伝子は1つで、2.33倍となっているため、あまり気にしてもしょうがないと考えています。
これも、保険で対応云々ではないため、保険の必要性を後押しする材料にはなりませんでした。
以上のことから、私は、病気に対して、際立って大きな遺伝的リスクは持ち合わせていないことがわかりました。
最大でもSLEの3.48倍であり、医療保険や通院保険などの適用をするほどのものではないと判断いたしました。
従って、予定通り、従来の医療保険を解除する方向でいきたいと思います。
感想
試験を受けて良かったです。結果が比較的良好だったことももちろんありますが、自分が何に気を付けるべきかわかったからです。
安くはない試験費用ですが、漠然とした不安を抱き続けるよりはよっぽど良いと思いました。
また、この検査期間は、常に情報をアップデートしてくれるので、これから研究が進めば、より精確な判別ができるものと期待しています。
続き→病気リスク診断ー遺伝子検査結果 その2がんリスク
参考
難病情報センター 医療費助成
wikipedia 全身性エリテマトーデス

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