病気リスク診断ー遺伝子検査結果 その2がんリスク
そもそもの話はこちら。
医療保険をどうするか悩みながら遺伝子検査を受けることにしました
前回の記事はこちら
病気リスク診断ー遺伝子検査結果 その1病気リスク
前回は病気全体について考察しました。
今回は、がんに特化してまとめたいと思います。
というのも、医療保険とがん保険は別々に考え、それぞれ必要に応じて検討する必要があると判断したためです。
がん関連は約33項目について診断してもらえます。
早速結果についてです。高い順に並べました。
すい臓がん 1.48倍
前立腺がん 1.42倍
精巣がん 1.16倍
胃がん(びまん性胃がん、未分化型胃がん) 1.13倍
膀胱がん 1.12倍
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多発性骨髄腫 0.52倍
慢性リンパ性白血病 0.48倍
食道がん 0.38倍
考察していきます。

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そもそも、1.5倍未満はさほど気にしてもしょうがない、いや、2倍未満は保有しても差し支えないリスクと考えています。
なので、結論から申し上げれば、がん保険に入る必要はないとなってしまいます。
ただし、がんの中で一番リスクが高いのがすい臓がんなのが気になります。
私よりリスクが低い人が84%、同じ人が9%、私より高い人が7%という分布になっています。
1.48倍と、倍率そのものはさほど高くありませんが、すい臓がんについては7項目の関連遺伝子が言われており、その結果を受けた結果、私と同程度かそれ以上の人は16%に留まっています。
これは、私が他の日本人の平均と比べて明らかに高いリスクを保有していることを示唆します。
すい臓がんが怖いのは、予後の悪さです。かのスティーブジョブズもすい臓がんを患っていましたね。
このがんはステージⅠでも5年生存率が50%を下回っています。
症状が出にくいため、発見されにくいです。転移が早いようで、治療が難しいようです。
また、すい臓はとても大事なホルモンを分泌する器官なので、全摘出は現実的ではないように思います。
インシュリンを分泌する器官ですからね。血糖調節に不可欠です。
もしこれにかかる率がもっと高ければ、がん保険契約を前提に検討していたでしょう。
それも、長期治療に備え、入院も通院も手厚くしていたと思います。
ただ、がん全般に言えるのですが、発症は一般的に、ある程度歳を重ねてからです。
40、50の節目に、がんの加入を検討することはあっても、今年34歳の現在、少なくとも今回の検査結果から、今すぐの加入は必要ないと感じています。
ちなみに、検査結果によれば、私のすい臓がんに対する生涯罹患率は2.9%だそう(一般男性2.0%)。
できれば97.1%のマジョリティに入りたいものです。
前立腺がんは想像するだけでひゅんっとなってしまいます。
嫌だなー怖いなー
そう、稲川淳二さんも罹患しています。
ただこの症状は、進行が遅い、発症平均は65歳、転移の心配は低い、など、現在直ちに保険で対処すべきものではないと考えます。
検査結果によれば、私の生涯罹患率13%(一般9%)とやや高めですが、保有しても差し支えないリスクと判断します。
精巣がん、膀胱がんが1.1倍台に続いているのがやや気になりますが、1.1倍台のリスクは、そこまで気を揉んでも仕方がないと思います。
以上のことから、がんに対する保険については、加入の必要はないと判断しました。
しかし、今回の検査結果を過信するのは危険ですので、高額療養費制度を理解し、それ相応の貯蓄はしておく必要があると思います。
また、加齢とともに状態も変わってくると思いますので、健康診断の際のオプションでがん検診を受けるなど、定期的な検診が必要と思います。
一度かかると損失が大きい病気ですので、油断はせずに、リスクと共存していけたらよいと思います。
続き→病気リスク診断ー遺伝子検査結果 その3体質
参考
すい臓がんー がん総合ポータルサイト

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