インデックス投資ナイト2019に初参加してきました
インデックス投資ナイトに初参加してきました。
インデックス投資ナイト2019公式サイト
細かい内容については他のブログに譲るとして、私自身が感じたことを日記形式でまとめます。
参考:青井ノボルさんによる記事 インデックス投資ナイト2019に参加しました
(この手の記事で様々なブログにおいて、詳細はこちらという形でリンク先として紹介されることが多い定番の方ですが、今回は第三部の詳細が語られていません(理由は上記記事参照)。第三部もすごく良かったので、どなたかの詳細記事が出次第ご紹介します(あくまで他力本願))
当日は
インデックス投資ランチ(一人で渋谷で外食)
インデックス投資アフタヌーン(26人+オンライン10人で非公式の0次会)
インデックス投資ナイト(150枚チケット争奪戦の勝者が集う本編)
インデックス投資ナイト懇親会(100人ぐらい?による交流会)
(インデックス投資ミッドナイト、インデックス投資オールナイト(不参加))
という流れでした。
たなさんおすすめのお店で一人ランチ。カウンターなので一人で行きやすい。Sサイズでも200グラムでボリューム充分。
— パーサモウニアス (@parsimonious_16) 2019年7月6日
隣もその隣も一人女性で、ハチミツゴルゴンゾーラ頼んでた。
私は一番人気のボロネーゼ。とても美味しかったです#インデックス投資ランチ https://t.co/HjqYwJpNyC pic.twitter.com/pZmDcMKREr
インデックス投資アフタヌーン
昼食後、非公式の0次会、インデックス投資アフタヌーンに参加しました。
本編に参加する人しない人入り乱れての26人、下は21歳から上は還暦まで、電車で一本の方から飛行機や夜行バスまで、年齢も出身もバラエティに富んだ面々と一堂に会し、交流会を行いました。
私はオフライン参加者26人中、13人と面識があり、12人とは初対面でした。昔から活動している大ベテランさんもいれば、こういう場そのものが初めての人もおり、本当に幅広い人とつながることができました。中には登壇者も2名混じっており、豪勢なオフ会だったと思います。なんせ、受付の会計チェックを登壇者がしているというシュールな始まりでしたから(笑)
さらに、zoomというアプリを使って、オンラインでオフ会するという面白い試みもありました。ほぼ、オンライン組とオフライン組はそれぞれで楽しむスタイルになりましたが、どちらも盛会でした。
そのほかにも各所で0次会が行われていたようです。
先ほど書いたように、中には泊りで遠方から足を運んできた方もおり、そういう方にとっては折角の機会だから、昼間っからオフ会をして、機会を最大限生かそうと積極的にスケジュールを組むケースがみられるようです。中には前日から飲み会をしていた方もいらっしゃいました。
交通費と宿泊費はどうしても費用がかさみますが、それに見合う価値、機会を創出しているところがさすがだなと感じました。
3時間がほんとにあっという間に過ぎ去るぐらい充実したアフタヌーンでした。
インデックス投資ナイト
本編不参加組と別れを告げ、いよいよ本編です。
私が17:30過ぎに会場入りした時は、すでに席が結構埋まっていました。17時会場で、18時から会が始まるので、ナイト参加者と交流するのはこの1時間しかないわけですね。
即席で(2時間ぐらいかかったけど)作りました。ジップロックでもよかったけど、なんか創作意欲が(笑)
— パーサモウニアス (@parsimonious_16) 2019年7月6日
問題は、通すひもがないので、最悪段ボールまとめるヒモかな😅
会場で見かけたらお声がけ下さい(^∇^)#インデックス投資ナイト#ハンドクラフト pic.twitter.com/aHIL4jKB1e
折角なので余すことなく多くの方と交流したいと思い、今回はこのようなものを準備しました。
私が着いた席は5人掛けのテーブルにすでに3名いる席でした。
お話を伺ったところ、皆さん初参加で、三人とも投資用のツイッターアカウントがあるわけでもなく、本名で自己紹介をしていました。彼らにとっては、よくわからない鹿のアイコンをでかでかと胸に掲げた怪しげなおっさんが現れたものだと、さぞ驚かれたことでしょう(笑)
投資関連のオフ会はツイッターメインばかりなので、普段は接点のない人と交流できるのがこの会のいいところだなと感じました。
そうこうしているうちに本編スタートです。
プログラム
第1部【 インデックス投資の生みの親 John C. Bogle氏追悼 】
塚本俊太郎氏(バンガード・インベストメンツ・ジャパン 投資戦略部長)、今井利友氏(総務企画局 政策課 総合政策室 金融税制調整官)、田村正之氏(日本経済新聞社 編集委員兼紙面解説委員)、水瀬ケンイチ、イーノ・ジュンイチ(司会)
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
投資信託のブログ ファンドの海
第2部【 投信ブロガー座談会 「若手投信ブロガーさん、集まれ!!」】
シオイ氏(ブログ名:お気楽インデックス投資ジャーニー)、青井ノボル氏(ブログ名:インデックス投資で長期縦走へ)、柴崎シュンスケ氏(ブログ名:インデックス投資で長期航海)、ザリガニ氏(ブログ名:ザリガニの米国株と資産運用の日記)、カン・チュンド氏(司会:しんようFPオフィス)(公式では未掲載、ブログ名:カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!)
第3部【 ゲスト座談会 「なぜインデックス投資は広まらないのか?日本のインデックス投資の未来」】
山崎元氏(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員)、柴山和久(ウェルスナビ代表取締役)、虫とり小僧氏(ブロガー:いつか子供に伝えたいお金の話)、ASK(司会)(公式では未記載、ブログ名:マネーの知恵(仮))
感じたこと
私が感じたことを列挙します。
第1部、ボーグル氏について。
・大きな声では言えませんが、私はボーグル氏が何者か全く知りませんでしたし、彼の本を読んだこともありませんでした。そういう人でもわかるように説明されていました。
・今井さんの「この度は世間をお騒がせして・・・」という謝罪会見の出だしに、会場が湧いて拍手喝采をさらっていました。かつてこれほど盛り上がる謝罪会見があったでしょか(笑)
・FTSEとかCRSPとか、すごいマニアックなところでの話で、正直ついてこれない人もいたんじゃないかなと思います。ところどころマニア向けの話でしたが、そういうのもあっていいと思います。
・ボーグル氏が残した名言は、初心者から上級者までに通じるフレーズが溢れていました。
これは1部だけでなく全体に言えることなのですが、登壇者の方もお酒を片手に話をします。そして皆さん、酒のペースが速い!お酒を飲みながら同じような目線、フランクなトーンで話を聞けるのはとてもユニークで面白かったです。ほんと、飲み会で向かい合わせで話を聞いているような親近感がありました。
第2部
・インデックス投資の実践者としてより近い立場の人の話はとても身近に感じて、より心に浸透しやすいと感じました。
・難しい言葉もほとんどなく、等身大の声が聞けてわかりやすかったです。
・また、投資ブロガーならではのよかったことや困った経験が聞けて勉強になりました。
・初参加が壇上という方もいましたね。そしてやっぱり皆さん酒のペースが速い(笑) 一番印象に残ったのは、ザリガニさんの発言で、夫婦で全資産をマネーフォワードで管理して共有していることでした。やっぱり夫婦でともに資産形成できると、強いですね。うらやましい限りです。
第3部
ウェルスナビの手数料が1%と、多くのインデックス投資家にとっては高いと感じられている中、ウェルスナビの芝山さんは敵地によく来ることができたと思っていました。
しかし話を伺ううちに、インデックス投資を日本に広めていきたいという思いが伝わり、目指す方向は同じなのだと感じることができました。
現在の投資環境は、高手数料で売る側だけが儲かる投信か、超低コストできちんと管理できる人が行う投信か?その二択になってしまっていると感じます。
その現状を打破すべく、その中間のような、やや手数料は高いが販売する側も受益者もウィンウィンで資産形成できるシステムがあってもいいなと感じます。
それを市場に提供してくれる新たな手段として、ウェルスナビに今後期待したいなと思うようになりました。
最初はどうなることかとひやひやしていましたし、ウェルスナビにいい印象はなかったのですが、山元節炸裂で真ん中高めの剛速球を何度も投げるたび、柴山さんが適切にとらえていてとても好印象でした。柴山さんが口を開くたびに会場全体が懐柔されていく様は見ていて面白かったです。敵地戦で初試合初打席初ホームランを放ってスタンディングオベーションに包まれる・・・そんな状況でした。
山崎さんが言っていた、「リスク資産だけを管理するのではなく、資産全体をきちんとしたFPがケアしてリスク資産の配分をアドバイスするようなシステムが必要で、それができるシステムの開発を期待したい」というかなり要求度の高い提案に対して、柴山さんが即答で「必ず実現します」と答えたときには会場のボルテージはマックスに達しました。
この空気感を直に味わうことができたのは、何とも言えない充実した気分に満たされました。実に良かったです。
それにしても登壇者はみな酒のペースが(笑)
インデックス投資ナイト懇親会
結構な割合の方が残って懇親会に参加されました。本編は登壇者から参加者へ、一方向の情報発信がほとんどでしたが、懇親会では登壇者と参加者、参加者同士の双方向の情報交換・情報共有ができてとても有意義だと思います。
目印を身についけていたおかげで、本当にたくさんの方に声をかけていただくことができ、とても嬉しかったです。お声がけくださった皆様ありがとうございました。
ブログやツイッターをやっているとネットを通じた情報発信や情報交換ができてとても便利ですが、こういうリアルの場で交流するのにも接しやすくなります。ブログはハードルが高いと思いますが、ツイッター等、より手軽なSNSを利用してみるのは有意義だと思うのでぜひともおすすめしたいです。情報も早いですしね。
こちらもあっという間に時間が過ぎ去っていきました。短時間なので広く浅くの交流でしたね。ほんとうはこの後、二次会の流れがいくつかあったので私も参加したかったのですが、実は風邪をひいて体調がようやく回復したばかりでしたので、本日はこれで帰路に就くことにしました。
振り返り
そんなこんなであっという間のインデックス投資ナイトでした。
初めて参加してみて、ほんとによかったです。心から楽しむことができましたし、人気の理由がわかりました。あちらこちらで裏インデックス投資ナイトが行われていたようで、会場でも話題が取り上げられていました。私が食事をとりに行っているとき、ちょうど裏インデックス投資の方が会場前で様子を見に来ていたのに気づき、顔見知りやアフタヌーンでご一緒した方がいたのでちょこっと話しました。中には裏~のために新潟から来たというGATI勢もいて驚きました。
小言
全体的にとても良かったのですが、ちょっと気がかりなことが2つ。
・チケット転売
人気のあるイベントですので、転売目的で購入している輩がわずかにおったようです。最初は2万近い値で売り出していましたからね。取引額は5000円台後半がちらほら売れてましたね。
手間と送料を考えると、3000円のチケットが4500円とか5000円ぐらいなら仕方ないかなとも個人的には思うのですが、あまり高額になるのはよろしくないですね。
一方で、仕事で行けなくなった人が定価で売り出していて、2枚中少なくとも1枚は売れていた流れも目にしました。本来はこういうときのためにチケット転売を仲介するのがこの事業の意義ですので、まったくやめてしまえというのも違うと思いますし・・・難しいところですね。
本編が実に盛会な中、にぽつぽつとできた空席をみて切なくなりました。
会場の様子がネットに出ていました。中にはお忍びで参加されている方もいたので大丈夫でしょうか。映像を確認して、はっきり映り込んでいる場合は対応をお願いしたほうがいいかもしれませんね。
私も映り込んでいましたが、私と特定できる感じではなかったので特に何もしていません。
2019/07/08 動画が削除されたため、取り消します。
終わりに
全体としてはとてもいいイベントで、とても充実した1日を過ごすことができました。
イベントに参加された皆様、お会いできてとても光栄でした。登壇者の皆様、大変お疲れさまでした。そして運営をしてくださった皆様、無事終わって良かったです。
ネットでの参加者も含め、インデックス投資ナイトに絡んだ皆様に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
また来年もチケット争奪戦争を勝ち抜いて、この場に舞い戻ってきたいと思います(笑)

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