SBIAM、まるっと米国のブロガーミーティングに参加しました
SBI証券さんからメールが届きました
「まるっと米国のブロガーミーティングやるやで」
米国バランス・ファンド「SBI・iシェアーズ・米国バランス(2資産均等型)“まるっと米国”」が出て半年、
ファンドの魅力や見通しについてダイレクトに届けたいとのこと。
ここ最近、リアルでの説明会などは全く参加できていませんでした。
久々のオファーですし、参加することにしました。
運用会社の方に直で聞ける機会は多くありません。
折角のことなのでノコノコと六本木へおのぼりさんしてきました。
流れ
19:00 パート1 まるっと米国株について
19:30 パート2 質疑応答
20:00 パート3 懇親会
こんな感じでした。
パート1 まるっと米国株について
ここまでの価額推移、為替の推移、組み入れETFのドルベース、円ベースの推移について確認していきました。
積立シミュレーションもありました。
大事なのは、この組み合わせに合理性があるのか?
というところだと思います。
その点について、株(IVV S&P500)と債券(AGG 米国総合債券)の相関や長期でのパフォーマンスについて説明を受けました。
もう一つは、今とこれからの相場観についてです。
このファンドの説明よりも、むしろ「相場はこれからどうなるのか」に興味がある人が少なからずいると、見抜いていました。
特にこのような落ち着かない相場では、先行きが気になりますね。
これについては、米10年債利回りと米2年債利回りの逆イールドの表や米国CPI(消費者物価指数)、コアCPIの寄与度、米企業業績などをもとに話がありました。
ズバッと、景気後退は来るとお話がありました。

IR BANK
図は、米国債の金利差です。0を下回ると、短期債が長期債を上回る、いわゆる逆イールドという状態です。
これが発生すると、近いうちに景気後退が起きるというのは歴史的にも何度も見られている現象です。
私自身、近いうちに景気後退は来るだろうと考えています。
当日配布された資料では10年債ー2年債の金利差の推移が示されました。
実は、10年債ー3月債の方がより強いシグナルとなりうることをツイッターで知りました。
今は、10年債ー3月債でも逆イールドが見られており、警戒感を高めているところです。
景気後退についても考えは一致しているなと感じました。
切れのあるお話で、聞いてて惹きこまれる魅力がありました。
パート2 質疑応答
質疑応答は、事前質問にウェイトを置かれてました。
そういえば私も申し込みの時に事前質問をフォームに入力してました。
司会の方が読み上げ、梅本社長が答える形式です。
テンポがいいのでスムーズでとてもいい形式でした。
質疑応答はおよそ次の通りです。
質疑応答は個人的な意見であり、投資判断を促すものではありません。
パーサのメモ力の限界で、実際とは多少差異のある場合があります。その点ご承知おきください。
Q米国が超円安の時期になぜ米国株&債券なのか。人口ボーナスのある新興国に投資をしたいです。
Aパート1で説明した通り、長期での資産運用をお客様に提供するという点で、投資する国を一つ選ぶなら米国、次に全世界株。
為替は長期では円安に向かうと考えている。世界の通貨は、SDR(Special Drawing Rights;特別引出権)といい、米国ドル、ユーロ、人民元、日本円、英ポンドと決まっている。
欧州・日本・英は経済が伸び悩み、中国は政策リスクなどがある。米国ドルが中心となるのは必然。
為替は1日に7.5兆ドル動き、48%が投資に関する。かつては軍事力が高い国にお金が集まったが、今は経済力が強い国にお金が集まる。そうなると、株式の時価総額で世界の60%を占める米国が大きな比重を占める。
(パーサ補足:SDRというのは初めて知ったが、まさにその通りだなと感じた)
また、お金の流れは水と同じ。水は高いところから低いところから流れるように、お金は金利の低いところから金利の高いところへ流れる。日本は金利を上げたくても上げられない状況にある。ドル円は長期では円安に向かうだろう。
ただし、FOMCの金利政策の変化や、日銀の政策変化があれば、一時的にはある程度緩和されることも念頭に置いておくのがよい。
(パーサ補足:債券は金利によって動くので、まるっと米国は債券50%もあることから、実際にはもっと丁寧に話があった。)
新興国は、確かに人口ボーナスがあるが、米国では移民政策をとってこれをクリアしている。
新興国で人口ボーナス、すなわち、生産年齢人口(15-64歳)がその他の人口の2倍であることは、経済発展に大きく寄与する。
そこで、次の条件でフィルターをかけた
・15-64歳の比率が1.8倍、人口の64.3%を占める
・10年以上比率が変わらない(人口が減らない)
・1000億ドル以上(失念、株式市場?GDP?)
・(失念)
このような条件をクリアするのは4か国に留まる。
メキシコ、インドネシア、南アフリカ、インド。
特に可能性を感じるのはインドだが、ボラが大きく、マーケット規模も大きくないことから、難しいと言わざるを得ない。
インドインデックスについても質問があったが、すぐには難しいか。
(パーサ:社長はインドの渡航経験あり、インドの成長を肌で感じているからこそ、可能性を実感されているとのこと。ただし、ファンド組成できるかはまた別のよう)
Q信託報酬が低いのは理由があるのか
Aコストは絶対的に安い方がいい。まるっと米国は頻繁に50:50を維持するのではなく、原則として半年ごとのリバランスにとどめている。60:40(or40:60)になったときは、その時にリバランスを行う。人の余地が入らないことで恣意性を外すことができるのは一つの手法としてありだと考える。それだけでなく、細かい判断をする人をなくすことで人件費削減につながっている。
また、当ファンドは(なんちゃら料 聞きなれないので理解追いつかず)も0にして、徹底したコスト対策をしている。
Qインデックスだけでなく個別株もいいのでは?
Aインデックスは当たりはずれがない。個別は当たれば御の字、外れたときに取り返すのが困難。
(パーサ:当たれば大きく、業績を見るのが楽しめる人は個別株って感じ。”コアはインデックス”が多くの人にとっての最適解と考えます)
Q日本株は?ねらい目のセクターは?
A SBIジェイネクストというファンドが好成績だが、こういう相場では注目を浴びない。今の組み入れ上位10銘柄は知っている人が少ない銘柄ばかり。これらが5年後10年後残るかはわからない。狙うなら大型より小型となるか。
(パーサ:日本の個別は難しい。大型より小型というのは色々な人が異口同音に言いますね)
Qバンガードもあるのにブラックロックと組んだのはなぜ?
A運用合理性は一緒。インデックスであり、どちらも低コスト。残高はブラックロックが世界1位。規模感としては十分であり、投資家の選択肢として悪くない。投資家からしたらデメリットはないだろう。
また、バンガードが日本を撤退したのもある。
(パーサ:バンガードは広報的な、広め方が上手だった。それが日本を撤退した今、ブラックロックが乗り込んでくるのは、なるほど自然な流れなのかもしれない)
Q eMAXIS Slimに勝つ見込みは?
A 米国の株式と債券のバランスファンドは意外と初めてとなる。残高という面で勝つかということであれば、是非頑張っていきたい。
SBIAMとしては、多くの証券会社で扱っていきたいが・・・
(パーサ:slimは”低コスト日本一を狙い続ける”という強烈なファンドイメージを確立してるからなぁ。バランスとか、ちょっとひねったファンドで勝負せざるを得ないのかもしれない。インデックスでバチバチ勝負してほしい気もするけど(笑))
Q SBIグループ内で、投資信託のポイントを+αで付与しては?
Aポイントは、販売会社の報酬から賄われる。ポイントが多いファンドは、販売会社に払われる報酬も高い。ポイントにとらわれず本質を見てほしい。
キャンペーンなどで協力体制を敷くことはできる。
私も事前質問していました。
Q特に今年は例年になく株と債券の相関が強く、分散の良さが薄れており、どちらも連動して大きく下げている。その中でバランスファンドを持ち続ける意味はあるのか。あるとしたらその根拠は?
このツイートは、1928年以降のS&P500と10年債券、そしてそれぞれを60:40の比率で持っていた時の年間リターンの表です。
過去、S&P500と10年債がどちらもマイナスだったのは、1931、1941、1969、2018、2022の5回しかありません。
このことからも、今年のような両方揃っての下落は稀であり、恐れる必要はないと考えます。
ただ、バランスファンドということで、ここからどう持ち直すのか、分散している意味が出て来るのかというのはとても重要なポイント思ったので質問しました。
回答:現時点でも分散型のほうが下げはマイルドである。金利上昇がひと段落し、金利が下がる局面では再び分散の効果が出てくるだろう
FOMCの金利政策の見通しは次の通りです。

CME group
来年には金利は5.00%前後で頭打ちになるだろうと見られています。
ただし、PCEやCPIなど、インフレの指標は依然と高い水準で推移しています。
これらとにらめっこをしながら、経済が元に戻るのを探る状態ですね。
パート3 懇親会
コロナ感染対策はしっかり講じたうえで、懇親会が行われました。
1テーブルに参加者1~2名、企業の方などが加わり、3名前後の少数でざっくばらんに話す機会をいただきました。
最初に梅本社長が私のところに来たので凄い緊張しましたが、パート1やパート2で、若い司会者の方が社長とフラットに話しているのを見て、こちらも気負いすることなく色々とお話を伺うことができました。
インド市況、日銀の金利政策についてなど、深くお話を聞けました。
また、日本株ファンドのファンドマネージャーの方とも色々とお話をすることができました。
日本株の魅力、投資先を見つけるヒント、経済系の新聞の特徴と違い、米国株投資家が見ておくべき日本の指標など、凄い目からうろこの新たな知見が得られたのでとても勉強になりました。
美味しいオードブルやお酒が用意されていましたが、飲食はそこそこに話に没頭してあっというまに時間が過ぎてしまいました。
帰りには手土産もたくさんいただきました。
利益相反になりかねないのでここでご報告いたします。

赤坂の津つ井のカツサンド
セミナーの前にご用意いただいておりました。会が始まると食べる余裕がないので、慣れている参加者たちはすぐに食べ終えていました。めちゃくちゃ美味しかったです。

ノベルティグッズ。
ウェットティッシュやラップ、フリクションペンなど色々と展開しているようです。
ハロウィンということで、ハロウィン仕様のお菓子もご用意いただけたのは気づかいを感じますね。

金一封と書かれた袋の中に、社長の写真が印刷された駄菓子。ひねりがあって面白いアイディアです。
思わず制作会社をネットで調べましたが、非上場会社でした(笑)

まるっと米国と印刷されたどら焼きもありました。こだわってますね~。
まとめ
SBIでは3年ぶりの対面形式の会ということで、相当気合が入っていました。
コロナはまだまだ予断を許さない状況ですが、少しずつwithコロナに向かって経済活動が戻りつつありますね。
SBIさんでも、これからもオンラインや対面含めて、投資家への情報発信、情報共有、情報交換の場を持ちたいと考えているようです。
三菱UFJ国際投信しかり、日興アセットマネジメントしかり、いいファンドを出すだけでなく、投資家との対話の場を重視する傾向が見受けられます。
ファンドへの理解や愛着など、低コストだけではない人と人のつながりが重要になってくるのかなと感じています。
SBIAMでもその点をしっかり取り組んでいただけているのは心強いと思いました。
何より、対面の良さはリアルでの情報交換がめちゃめちゃ有意義になるという点にあります。表に立つ社長や司会者だけでなく、他の方からも貴重なお話や投資のアイディア、SBIグループの近況なども聞けたのでとても貴重な時間を過ごすことができました。
この場を借りてお礼申し上げます。
帰りには、思いもかけない某経済アナリストの方からもお声がけいただいて、帰り道にご一緒させていただきました。これが一番びっくりしました(笑)
これからも、ブロガーだけでなく、投資家全体との対話の場も復活していくと良いですね。
投資家と運用会社が相互に高め合っていけるのが理想と思います。
私も一ブロガーとして、その橋渡し役となるような記事をお届けできればと思います。
市況は不透明感満載ですが、長期目線で資産形成できるようなファンドがこれからも多くの方に選ばれるようになるのがいいですね。
質疑応答は、事前質問にウェイトを置かれてました。
そういえば私も申し込みの時に事前質問をフォームに入力してました。
司会の方が読み上げ、梅本社長が答える形式です。
テンポがいいのでスムーズでとてもいい形式でした。
質疑応答はおよそ次の通りです。
質疑応答は個人的な意見であり、投資判断を促すものではありません。
パーサのメモ力の限界で、実際とは多少差異のある場合があります。その点ご承知おきください。
Q米国が超円安の時期になぜ米国株&債券なのか。人口ボーナスのある新興国に投資をしたいです。
Aパート1で説明した通り、長期での資産運用をお客様に提供するという点で、投資する国を一つ選ぶなら米国、次に全世界株。
為替は長期では円安に向かうと考えている。世界の通貨は、SDR(Special Drawing Rights;特別引出権)といい、米国ドル、ユーロ、人民元、日本円、英ポンドと決まっている。
欧州・日本・英は経済が伸び悩み、中国は政策リスクなどがある。米国ドルが中心となるのは必然。
為替は1日に7.5兆ドル動き、48%が投資に関する。かつては軍事力が高い国にお金が集まったが、今は経済力が強い国にお金が集まる。そうなると、株式の時価総額で世界の60%を占める米国が大きな比重を占める。
(パーサ補足:SDRというのは初めて知ったが、まさにその通りだなと感じた)
また、お金の流れは水と同じ。水は高いところから低いところから流れるように、お金は金利の低いところから金利の高いところへ流れる。日本は金利を上げたくても上げられない状況にある。ドル円は長期では円安に向かうだろう。
ただし、FOMCの金利政策の変化や、日銀の政策変化があれば、一時的にはある程度緩和されることも念頭に置いておくのがよい。
(パーサ補足:債券は金利によって動くので、まるっと米国は債券50%もあることから、実際にはもっと丁寧に話があった。)
新興国は、確かに人口ボーナスがあるが、米国では移民政策をとってこれをクリアしている。
新興国で人口ボーナス、すなわち、生産年齢人口(15-64歳)がその他の人口の2倍であることは、経済発展に大きく寄与する。
そこで、次の条件でフィルターをかけた
・15-64歳の比率が1.8倍、人口の64.3%を占める
・10年以上比率が変わらない(人口が減らない)
・1000億ドル以上(失念、株式市場?GDP?)
・(失念)
このような条件をクリアするのは4か国に留まる。
メキシコ、インドネシア、南アフリカ、インド。
特に可能性を感じるのはインドだが、ボラが大きく、マーケット規模も大きくないことから、難しいと言わざるを得ない。
インドインデックスについても質問があったが、すぐには難しいか。
(パーサ:社長はインドの渡航経験あり、インドの成長を肌で感じているからこそ、可能性を実感されているとのこと。ただし、ファンド組成できるかはまた別のよう)
Q信託報酬が低いのは理由があるのか
Aコストは絶対的に安い方がいい。まるっと米国は頻繁に50:50を維持するのではなく、原則として半年ごとのリバランスにとどめている。60:40(or40:60)になったときは、その時にリバランスを行う。人の余地が入らないことで恣意性を外すことができるのは一つの手法としてありだと考える。それだけでなく、細かい判断をする人をなくすことで人件費削減につながっている。
また、当ファンドは(なんちゃら料 聞きなれないので理解追いつかず)も0にして、徹底したコスト対策をしている。
Qインデックスだけでなく個別株もいいのでは?
Aインデックスは当たりはずれがない。個別は当たれば御の字、外れたときに取り返すのが困難。
(パーサ:当たれば大きく、業績を見るのが楽しめる人は個別株って感じ。”コアはインデックス”が多くの人にとっての最適解と考えます)
Q日本株は?ねらい目のセクターは?
A SBIジェイネクストというファンドが好成績だが、こういう相場では注目を浴びない。今の組み入れ上位10銘柄は知っている人が少ない銘柄ばかり。これらが5年後10年後残るかはわからない。狙うなら大型より小型となるか。
(パーサ:日本の個別は難しい。大型より小型というのは色々な人が異口同音に言いますね)
Qバンガードもあるのにブラックロックと組んだのはなぜ?
A運用合理性は一緒。インデックスであり、どちらも低コスト。残高はブラックロックが世界1位。規模感としては十分であり、投資家の選択肢として悪くない。投資家からしたらデメリットはないだろう。
また、バンガードが日本を撤退したのもある。
(パーサ:バンガードは広報的な、広め方が上手だった。それが日本を撤退した今、ブラックロックが乗り込んでくるのは、なるほど自然な流れなのかもしれない)
Q eMAXIS Slimに勝つ見込みは?
A 米国の株式と債券のバランスファンドは意外と初めてとなる。残高という面で勝つかということであれば、是非頑張っていきたい。
SBIAMとしては、多くの証券会社で扱っていきたいが・・・
(パーサ:slimは”低コスト日本一を狙い続ける”という強烈なファンドイメージを確立してるからなぁ。バランスとか、ちょっとひねったファンドで勝負せざるを得ないのかもしれない。インデックスでバチバチ勝負してほしい気もするけど(笑))
Q SBIグループ内で、投資信託のポイントを+αで付与しては?
Aポイントは、販売会社の報酬から賄われる。ポイントが多いファンドは、販売会社に払われる報酬も高い。ポイントにとらわれず本質を見てほしい。
キャンペーンなどで協力体制を敷くことはできる。
私も事前質問していました。
Q特に今年は例年になく株と債券の相関が強く、分散の良さが薄れており、どちらも連動して大きく下げている。その中でバランスファンドを持ち続ける意味はあるのか。あるとしたらその根拠は?
With total return data going back to 1928...
— Charlie Bilello (@charliebilello) October 16, 2022
# Years in which both the S&P 500 and 10-Year Treasury Bond were down?
5 --> 1931, 1941, 1969, 2018, 2022
# Years in which both the S&P 500 and 10-Year Treasury Bond were down more than 10%?
1 --> 2022 pic.twitter.com/aG4vRE38oT
このツイートは、1928年以降のS&P500と10年債券、そしてそれぞれを60:40の比率で持っていた時の年間リターンの表です。
過去、S&P500と10年債がどちらもマイナスだったのは、1931、1941、1969、2018、2022の5回しかありません。
このことからも、今年のような両方揃っての下落は稀であり、恐れる必要はないと考えます。
ただ、バランスファンドということで、ここからどう持ち直すのか、分散している意味が出て来るのかというのはとても重要なポイント思ったので質問しました。
回答:現時点でも分散型のほうが下げはマイルドである。金利上昇がひと段落し、金利が下がる局面では再び分散の効果が出てくるだろう
FOMCの金利政策の見通しは次の通りです。

CME group
来年には金利は5.00%前後で頭打ちになるだろうと見られています。
ただし、PCEやCPIなど、インフレの指標は依然と高い水準で推移しています。
これらとにらめっこをしながら、経済が元に戻るのを探る状態ですね。
パート3 懇親会
コロナ感染対策はしっかり講じたうえで、懇親会が行われました。
1テーブルに参加者1~2名、企業の方などが加わり、3名前後の少数でざっくばらんに話す機会をいただきました。
最初に梅本社長が私のところに来たので凄い緊張しましたが、パート1やパート2で、若い司会者の方が社長とフラットに話しているのを見て、こちらも気負いすることなく色々とお話を伺うことができました。
インド市況、日銀の金利政策についてなど、深くお話を聞けました。
また、日本株ファンドのファンドマネージャーの方とも色々とお話をすることができました。
日本株の魅力、投資先を見つけるヒント、経済系の新聞の特徴と違い、米国株投資家が見ておくべき日本の指標など、凄い目からうろこの新たな知見が得られたのでとても勉強になりました。
美味しいオードブルやお酒が用意されていましたが、飲食はそこそこに話に没頭してあっというまに時間が過ぎてしまいました。
帰りには手土産もたくさんいただきました。
利益相反になりかねないのでここでご報告いたします。

赤坂の津つ井のカツサンド
セミナーの前にご用意いただいておりました。会が始まると食べる余裕がないので、慣れている参加者たちはすぐに食べ終えていました。めちゃくちゃ美味しかったです。

ノベルティグッズ。
ウェットティッシュやラップ、フリクションペンなど色々と展開しているようです。
ハロウィンということで、ハロウィン仕様のお菓子もご用意いただけたのは気づかいを感じますね。

金一封と書かれた袋の中に、社長の写真が印刷された駄菓子。ひねりがあって面白いアイディアです。
思わず制作会社をネットで調べましたが、非上場会社でした(笑)

まるっと米国と印刷されたどら焼きもありました。こだわってますね~。
まとめ
SBIでは3年ぶりの対面形式の会ということで、相当気合が入っていました。
コロナはまだまだ予断を許さない状況ですが、少しずつwithコロナに向かって経済活動が戻りつつありますね。
SBIさんでも、これからもオンラインや対面含めて、投資家への情報発信、情報共有、情報交換の場を持ちたいと考えているようです。
三菱UFJ国際投信しかり、日興アセットマネジメントしかり、いいファンドを出すだけでなく、投資家との対話の場を重視する傾向が見受けられます。
ファンドへの理解や愛着など、低コストだけではない人と人のつながりが重要になってくるのかなと感じています。
SBIAMでもその点をしっかり取り組んでいただけているのは心強いと思いました。
何より、対面の良さはリアルでの情報交換がめちゃめちゃ有意義になるという点にあります。表に立つ社長や司会者だけでなく、他の方からも貴重なお話や投資のアイディア、SBIグループの近況なども聞けたのでとても貴重な時間を過ごすことができました。
この場を借りてお礼申し上げます。
帰りには、思いもかけない某経済アナリストの方からもお声がけいただいて、帰り道にご一緒させていただきました。これが一番びっくりしました(笑)
これからも、ブロガーだけでなく、投資家全体との対話の場も復活していくと良いですね。
投資家と運用会社が相互に高め合っていけるのが理想と思います。
私も一ブロガーとして、その橋渡し役となるような記事をお届けできればと思います。
市況は不透明感満載ですが、長期目線で資産形成できるようなファンドがこれからも多くの方に選ばれるようになるのがいいですね。
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